今回はシングルマザーが未経験からでも狙える、就職成功方法を紹介します。
私ユウコは専業主婦でしたが、離婚後仕事を見つけ同じ会社に10年近く在籍しています。
自分に合った会社の見つけ方にはコツがあります。私が実践した就職活動の方法を紹介していきたいと思います。
就職先を探す前に心がけておきたいこと
シングルマザーが仕事を見つけるときには、その待遇なども他の人より厳しくなりがちです。
理想の職場として、
- 社会保険がしっかり完備されている
- 保育所が併設、または近くにある
- 残業少なめ
- 土日祝日が休み(子どもとの時間を確保したい)
- 同じ子持ちの女性が多くて理解ある
- 長く続けられる etc…
などと希望ならたくさんありますよね。
そんなに条件のよい仕事なんてない!なんて思いますが、子育てと仕事の両立ができる仕事がないわけではありません。
よく言われているシンママが働きやすい職場として、
- 保険会社の外交員
- ヤクルトレディー
- 看護師、歯科衛生士
- 医療事務
- 化粧品会社
などがあげられます。
しかし、私は思うんです。上記に挙げられた仕事が本当に好きな方ならよいのですが、長く続けるには、自分が没頭できる仕事を最優先したほうがいいと思うんです。
だから、上記に挙げられた職場に何も魅力を感じなければ、自分が興味のある、没頭できる仕事を見つけるためにまずは自分のことを分析する方法が大事だと思います。
自分のことを分析するためには、友達や家族の意見を聞くことも大事です。
知り合いで自分に合ったホワイト企業に就職できた方がいるのですが、その人は友達から紹介された会社だったんですね。
友達から自然と客観的に見た自分の分析をされていたのでしょう。
ただ、誰しもが会社を紹介してくれる友達がいるわけではないので、やはり転職サイトやハローワークで会社を見つける方法が妥当ですよね。
自分に合った仕事の見つけ方。それぞれの特徴を知ろう

転職サイトなどの仕事紹介サービスには3つの種類があります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク(公共職業安定所)
どうしてこの3種類に分けたかというと、それぞれにメリット、デメリットがあるからなんです。
なのでそれぞれのメリットとなるサービスを全部活用するために、全て会員登録することをおすすめします。
私が特におすすめする転職サイト、転職エージェントはこちら!
※それぞれの特徴は後程紹介します。
【たくさんの求人が用意されている、リクナビネクスト】
【宅建士の資格を取ったなら、専門の人材紹介会社もおすすめです!】

お仕事紹介サービスのそれぞれの特徴を紹介!
まずは転職サイトで見られる特徴を紹介していきたいと思います。
転職サイトのメリット、デメリット
転職サイトの大きな特徴といえば、求人数の多さが挙げられます。
そして求人票を見たり、気になる会社への応募、質問などをすべてインターネット上で行えるので、子育てで忙しいシングルマザーにとっては時間や移動の煩わしさの関係なく空いた時間で就職活動ができますね。
子どもが小さいと、出かけるときにも一苦労。駅までたどり着くまで大人が見積もる移動時間の2倍の時間を考えなくてはいけないときもあります。
また、履歴書の書き方や面接の方法など、学べるコラムが充実しているのでスマホを片手に読むことができます。
本屋さんや図書館で本を手に入れる手間もありません。
ただ、転職サイトのデメリットはこれらの就職活動を一人で行わなくてはならないこと。
面接の受けごたえや履歴書の表現がこれでよかったのか、このあたりはプロの相談を受けたいところです。
私のおすすめする転職サイト【リクナビNEXT】は求人数の多く、取り扱っている業界も幅広いところが特徴です。

また大手リクナビのサービスなので、ホテル予約のじゃらんやレストラン予約のホットペッパーなどのサイトを利用したことがある方なら、「リクルートID」という会員IDで利用することができます。
上の図のように女性におすすめの求人がまとまってあったり、女性の就職に関するコラムも充実しています。
特におすすめなポイントは、気になる会社にクリック一つでアプローチできる「気になる」ボタン。
こちらをクリックすると、気になる会社の企業担当者の所へ連絡が行き、登録した履歴書や職務経歴を見てオファー通知が送られてくることもあるのです。
ネット上で気になる会社とのやりとりができる【リクナビNEXT】の会員登録はこちらから!
【リクナビNEXT】に会員登録する転職エージェントのメリット、デメリット
正社員で入社したい!効果的な面接方法や履歴書の添削もしてもらいたいと思うのなら、転職エージェントへの登録をおすすめします。
先ほどの転職サイトで得られなかったプロのキャリアアドバイザーへの相談ができ、転職サイトやハローワークにも公開していない求人も紹介してもらうこともあります。
シングルマザーだと特に気になる職場に子持ちの女性はどれくらいいるのかどうか、残業や休日はどれくらいなのか、有給休暇の取得のしやすさなど、直接希望の会社に聞きにくい内容も担当アドバイザーに相談できます。
一見就職活動が簡単そうな転職エージェントですが、デメリットとしては、先ほどの転職サイトと比べて求人数が少ないことです。
大都市に住んでいる方なら比較的紹介してもらえる求人が多いのですが、地方に住んでいる方は少し通勤が遠い会社を紹介されることもありますね。
キャリアアドバイザーの方もなるべく住んでいる所に近い職場を紹介してくれるのですが、通勤のしにくさや通勤時間を考えると子どもとの時間が…と思うことも。
しかし、転職エージェントは業界に特化しているところもあり、自分の職歴やスキルはその業界でどれくらいなのか客観的に見てくれます。
地方に住んでいても、このメリットを利用しないのはもったいないと私は思います。

シングルマザーの中でも特に人気のある資格「宅建士」。
私のサイトでも宅建資格に関する情報をいくつか紹介しています。

不動産業界に特化した転職エージェントなら、大都市から地方までたくさんある不動産会社の中から、自分に合った職場を決めることができますね。
会員登録はこちらからどうぞ。
不動産業界/宅建士の求人・転職・募集なら【宅建Jobエージェント】ハローワークのメリット、デメリット
ハローワークのメリットといえば、地域別の求人が充実しているところです。
「公共職業安定所」と言われている通り国の機関なので、基本的に求人を出したい会社の申込みは、法律違反などのよっぽどの理由がない限り受理しなくてはならないという決まりがあります。
会社の求人申し込みはもちろん無料です。なので、地方に住んでいる方でも通勤に苦にならない職場を見つけることができます。
また、自分自身を見直し理解し、将来どんなキャリアを作っていきたいかを見直すツールとして「ジョブ・カード」というものがあります。

この「ジョブ・カード」の冊子はハローワーク内に置いてあります。
この中身は、今までの職歴や特技、資格などを細かく書くためのノートとなっており、就職の時にどうしても何の仕事に就きたいのかイメージがわかない、という時に活用できます。
こちらもプロの方のキャリアコンサルタントを受けることができ、必要なら職業訓練も受けることができます。
詳しい「ジョブ・カード」制度の内容はこちらから
ハローワークのデメリットとしては、どんな会社も受け入れているので、その会社の待遇や実態などがピンキリであるところです。
ハローワーク内では気になる会社の詳しい様子が分からないので、口コミやSNSなど、ネットを使って調べる必要が出てきます。
応募を決めていざ窓口の方に相談しに行くと、窓口担当者はその会社の直近の就職、離職の状況は教えてくれるのですが、それ以上のことは分かりません。
以前私もハローワークで見つけた会社を応募するために、窓口で面接日程を調整してもらったのですが、家に帰りその会社のことを調べると、悪い評判ばかりの口コミが多数あり、応募をキャンセルしたことがありました。
ただ、勤務場所が近く中小企業がほとんどなので、残業や有休休暇の調整がしやすい会社を見つけやすいです。
従業員数の少ない会社になると、社員内の揉め事も少なく融通が利きやすいということもあります。
ハローワークの求人検索はホームページ内でも行えます。
※新型コロナウイルスの影響で、通常求職登録はハローワーク内で行うのですがFAXや郵送の手続きを進めています。
このように3つの仕事紹介サービスの特徴を述べてきましたが、少しでも多くの会社を見つけられるように、情報の入り口を多く持っておくことは大事です。
求人票の見かたと会社の調べ方

働きやすい職場を見つけるために、また、面接に合格するためにその会社について徹底的に調べることはとても重要です。
その仕事が自分に合っているのかどうかを確認するためでもあります。
しかし、求人票や応募する会社を調べるには失敗しないためのコツがあります。
今回は「求人票」「募集要項」の見かた、また会社を調べるときにここだけは最低限見ておかなくてはならないポイントを紹介します。
失敗しない求人票、募集要項の見かた
働きやすい職場を見つけるために一番重要な「募集要項」「求人票」には以下のような内容が書かれてありますよね。
- 仕事の内容
- 応募の要件
- 雇用形態
- 給与、福利厚生など
この中でまず、「仕事の内容」を見ていくときにはその仕事内容がイメージしやすいかを意識しましょう。
どういうことかと言うと、例えば仕事の内容が、
- コンサル営業
- ○○アドバイザー
といった内容では、一見してカッコよく見えますが、具体的に何をするかわかりませんよね?
実はこれ、実際にはきつい仕事を隠して表現している可能性もあるのです。
また、募集要項の表現として、
- アットホームな職場です!
- 積極採用します!
- 熱意と感謝
などといった表現はそれぞれ、
- アットホーム→職場の人間関係が微妙?
- 積極採用→離職者も多かった?
- 熱意と感謝→社長の精神論が強いかも?
という裏側もあるかもしれません。
「雇用形態」について、いきなり「幹部、店長候補」となっている場合も注意が必要です。
というのは役員待遇になると賞与がないので、ここは給与額と合わせて、低い給与で役員になることもあるという疑いもあります。
給与額についても注意。昇給が「随時」と書かれていたり、賞与についても「業績による」となっていたら、定期的に支払われるわけではないので、基本給とのバランスを見ておく必要があります。
会社を調べるときにはまず会社概要から!
応募する会社のホームページを見るときにそのサービスや特に力を入れている箇所については目につきやすいのですが、一番最初に見るべき項目は「会社概要」です。
「会社概要」には一般的に、
- 本社や支店の所在地
- 創業年
- 事業内容
- 資本金
- 売上高
- 事業によっては許可番号など
などが書かれていますが、ここで見るべきポイントはまず「事業内容」ですね。
ここも仕事の内容と同じく、あいまいな表現がされていないかチェックしましょう。
また売上高が書かれていない、創業年が新しい割には資本金が1億円以上と高い、という所もブラック企業にありがちなポイントなので注意しましょう。
終わりに…
就職活動は自分を見つめなおすきっかけでもあります。
また、情報を集めれば集めるほど成功します。
今回の情報が皆さんのお役に立てれば幸いです。