パートナーとギクシャクした生活が続くと、これからの未来の生活をどうしていけばいいのか、悩むだけでも息が詰まる思いですよね。
人間って自分が決めたことより、他人の影響や不可抗力により将来を遮られてしまうほうがよっぽどストレスになるものです。
そこでしばらく別居するか、離婚を考えるか悩んでしまいます。ましてや子どもがいるとその悩みが大きくなりますよね。
世の中長い間別居を続けている仮面夫婦も多くいます。
そこで今回は、
- 別居しても離婚しない夫婦はどうしているのか。
- 仮面夫婦のメリットとは?
- 別居が続けられないきっかけとは
- 将来の生活を幸せに生きるために一番大事なこと
という話をしていきたいと思います。
別居を続けるか、離婚するか、悩んでいる人は多くいます。

ネット上の質問サイトでも離婚するか、別居を続けるか、こういう悩みはたくさん見かけます。
しかし、回答する方は経験者も多くいますが、やはり自分の信念で回答する人が多くではないでしょうか?
なので「別居するか、離婚するか」という共通の悩みに対して回答はバラバラになっています。
悩み相談の回答は実はバラバラな意見が多いんです。
実際に質問を見てみましょう。
質問者
子供のためお金のために離婚しない人はいますか?
引用:yahoo知恵袋
離婚したことがある離婚を考えたことがある子供のいる専業主婦のかたにお聞きしたいです。離婚理由はいろいろあると思いますが、なぜ離婚に踏み切れたんですか?なぜ離婚を考えてても離婚しないんですか?
回答者
離婚、何度も考えます。
引用:yahoo知恵袋
でも少なくとも子供が成人するまではしません。お金が心配だからです。
子供たちには迷惑かけたくないし、不自由な生活はさせたくない。
上の娘には「夫婦でいる意味がわからない。離婚しても良いけど彼氏は作らないでほしい。」とはっきり言われています。
こちらの回答者の方は別居を続けているようです。
ケンカで離婚の話をしていても、その話し合い自体が面倒になってしまってそのままの生活を続けているようですね。
話にならない相手なら、顔を合わせるだけでも胃がしたくなってしまう。。過去の私にもありました。
子どもが大きくなってもこう着状態は続くだろうと話しています。
それに対し、もう一つの質問を見てみると、
質問者
子供の為に離婚しないって、実際はどうですか?
引用:yahoo知恵袋
今、病院の保育器に入院している子供がいます。
旦那の度重なる浮気で離婚したいです。
でも、両親がいた方がいいことは確かだし、
離婚して、面会して、再婚してっていう過程で子供の精神面も不安です。
旦那の女癖が悪いのを諦めて、子供のために離婚しないほうがいいのでしょうか?
回答者
あなたの経済力による所が大きいですかね。
引用:yahoo知恵袋
保育器に入っているお子さんが、念の為に保育器に入っているだけなのか、今後障害が残るかもしれなかったり、重大な病気を抱えて、医療費がいくらかかるか分からないなど深刻でいらっしゃるのか、お子さんの状態も重要だと思います。
私は浮気性のダンナなら捨てたい、という考えです。
でも自分の身に降りかかったらどうなのか、分かりません。
と、こちらの場合では浮気の多い旦那さんのようで、気持ちに負担ができるのなら離婚したいと思うほうが大きいようです。
ただ、自分の経済力によると念を押しているところも伺えます。
このように子供のことや自分の経済力によって、離婚するかしないかが決められてくるように思えますが、やっぱり自分の気持ちを押し殺して生活することは、心にも体にも負担になると私は考えます。
別居しても離婚しないカップルはどうしている?

それでも離婚せず、別居を続ける夫婦も多いと聞きます。
一見仲良く見える夫婦。しかし別居をしている「仮面夫婦」は、意外なことに、SNS上では仲の良い雰囲気をわざと装っているということもあるようです。
例えば数回しか会わないときに写真をとり、そこで作った料理をSNS上で上げていたりとか。
食べる量が多く見えるので、何も知らない人から見れば、「仲のよい夫婦だな」と思ってしまうのでしょう。
婚姻関係を続けて別居状態でもいくつかのメリットはあります。
別居のメリットとは
離婚せず別居することでどういうメリットがあるのか、
4つの点があげられます。
- 生活費、婚姻費用が受け取れる。
- 周りに離婚の事実を知られずに済む。
- 子どもの学校や友達の影響
- 別居というライフスタイルに慣れてしまう。
生活費、婚姻費用が受け取れる
別居していても婚姻しているのなら、夫婦が生活するために必要な財産「婚姻費用」は共有されるもの。
なので、専業主婦で家庭にいる場合は、稼ぎ手が婚姻費用を支払う必要が出てきます。
もし離婚したときに今後どうやって生活していこうかという不安を抱えることがないんですよね。
婚姻費用や養育費の決定は、裁判所での養育費算定表で確認することができます。
婚姻年数や、相手の年収、サラリーマンか、自営業かでもその額は違うようです。
詳しくはこちらの記事でも書いています。

周りに離婚の事実を知られずに済む
世間的には離婚は珍しくないけれど、人によっては顔をしかめるのでは?と心配になることもあります。
実は私の父も、私の離婚後しばらくは親戚に伝えていなかったようです。
このことについては迷惑をかけたなあと反省しています。
学校での子供の影響
離婚の場合、ほとんどは母親が親権をもつことになります。
なので、小中学生の子供にとっては急に苗字が変わると、友達に気づかれて言われるのではないかと不安になることもありますよね。
私の場合、離婚した時子供は小学校に上がる前だったので、友達との関係はそんなに変わったことはなかったようですが、子供の年齢によっては気にする要素となるのです。
別居のライフスタイルに慣れてしまう。
先ほどの回答にもあったように、パートナーと顔を合わせる機会がないと精神的にも安定するので、別居によって今までのストレスが解消するということですね。
ひとりの時間を確保できれば満足という気持ちが働きます。
ある日突然別居ができなくなるリスクも。

ところが、人によってはパートナーが別居すら許してくれない、という状況になることも多いようです。
上記のツイッターのように、別居していても生活費を支払ってくれないパートナーも沢山います。
私にも似たような経験がありました。
別居中のある日、(私は子どもが小さかったので家にいました。)毎月の給料が入る通帳と印鑑、キャッシュカードを持っていかれ、毎月の生活費が支払われないことがありました。
当時専業主婦として子供も赤ちゃんだったため、かなりストレスを背負った日々を送っていましたね。
普通なら子供のイヤイヤ期に悩む時期だったのですが、生活費が途絶えると子供のイヤイヤ期なんてかわいいもの。それよりも夫のイヤイヤ期に悩み続けていました。
こうなると別居生活なんて続けられないし、離婚を考えざるを得ない状況を作られてしまったんですよね。
自分の気持ちを大事に

私のように突然別居できなくなるという状況にはならなくても、別居を続けることで気持ちが続かないというケースも起こり得ます。
別居を続けていてもたまにパートナーと合うと嫌な言葉を浴びせられる、直接的な暴力がないにしても、部屋のドアを大きな音でバタン!と閉められる音も、そのままじゃ改善されません。
また、会うたびに「離婚してほしい」といわれることも苦痛です。
「自分を責める」ということが、自分に対するモラハラとなっている。
精神的な苦痛は体にも現れていきます。
私にもあったように、会うたびに胃が痛くなってしまったり、頭の気づかない場所が抜けていて円形脱毛症になったりすることもあります。
他人から与えられた「モラハラ」は気づいていなくても、そのままの状況にいることによって自分に対しても責めることになります。
「モラハラ」「離婚」について、正しい知識をつける。
この状況から抜け出すために、「モラハラ」や「離婚」について、正しい知識をつける努力をしなければなりません。
「自分だけ我慢していればいい」と思い込まず、周りや専門の方に相談し、離婚について正しい、詳しい知識をつけていくほうが将来も明るくなるでしょう。
私の実践した離婚手続きの方法を書いています。参考になればと思います。

まとめ
別居の状況が苦しいのなら、離婚についての情報をたくさん集めることをおすすめします。
その情報の一つとして、こちらの養育費を保証してくれるサービスもあります。
住まいやお仕事探しのサポートも行っているので、離婚を考えるのならぜひ知っておきたいところです。
こちらからお申し込みできます。