パブリックコミットメントの落とし穴。欠点をよく知って、使いこなそう!

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「パブリックコミットメント」という名前をご存じですか?

こうしてみると、なんだか難しそうな新しい言葉と思われがちですが、勉強や仕事など、何かを始めるときに周りにいる友人や家族にその目標を宣言するということです。

それにより目標の達成率が高くなるという心理学の効果で、「パブリックコミットメント」という名前は心理学者のクルト・レヴィン氏が提唱したと言われています。

これから達成したいことや目標を周りの人に聞いてもらうことで、

  • あきらめそうなときに声をかけて励ましてもらえる。
  • 周りの人がその目標を達成するために、ジャマしないように配慮してくれる。
  • もし達成できたときに、ご褒美が貰えるかも⁉

なんていいことづくめなので、活用していきたいですよね?

しかし、そんな「パブリックコミットメント」にも気をつけたいところがあります。

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「パブリックコミットメントの落とし穴」宣言することで満足してしまう。

目標を決め、成功させるときにはこんな思い込みをしてしまいがちです。

計画を立てて満足していないか

なにかを始めるとき目標を言って、その目標を成功させるにはどういうプロセスで…ということで、多少なりとも計画を立てることでしょう。

ただ、その計画を立てたことで満足してしまい、なかなか実行できない、ということも起こります。

計画を立てることに時間をかけてしまうと、そこでやり切った感が出てしまうんですよね。

特に資格の勉強をするときにはそれだけで時間を取られないように、あらかじめ書き込みやすい手帳を買っておくなど、計画に時間を取られないようにしたいものです。

「自分はもうできてるんだ」と錯覚してしまう

他人に目標を宣言すると「すごいね!」「頑張ってね!」という言葉をもらいます。

すると、「できる自分なんだ!」という思い込みができてしまい、普段の勉強がおろそかになってしまったり、少しの努力で満足してしまうのです。

特に一人暮らしの方など、普段の生活であまり人と接する機会のない人は注意が必要です。

というのは、普段家にいて常に誰かが見ている状態なら、「あれ?頑張らなくてもいいの?」「勉強は?」なんて声をかけてもらえますが、誰もいないと一人で時間を管理しなくてはならないので、ついだらだらと過ごしてしまった、ということもありえるからです。

「パブリックコミットメント」を成功させるには?

そこで「パブリックコミットメント」を成功させる手段として、TwitterやFacebookなどのSNSを利用する、という方法もあります。

「〇〇を目標にする!」ということをはじめに宣言しておき、そのためにどこまで進んだのか、進捗状況をSNSで公表するという方法ですね。

勉強のために使うのなら、勉強時間や真直度合いも分かる専用に作られたアプリ、StudyPlusもおすすめです。

また、テキストや問題集もネット上にあり、勉強時間の管理や記録できる通信講座もあります。

※STUDYingは宅建士試験講座の外にも、司法書士、社会保険労務士などの講座や金融関係の資格講座も用意しています。

合わせてこちらもお読みください。

SNSで作業時間を宣言する方法もアリ

ただ、SNSやアプリにのめり込み過ぎると時間がとられてしまい、作業も滞ることもあります。

そういう時には、逆に「今から〇〇時まで勉強します。」「〇〇時までここをやります。」などの時間の宣言をしてしまうという方法もあります。

時間を宣言することで、相手に待ってもらう、自分もSNSを気にすることなく勉強や目標に打ち込めるということですね!

誰かが見ている、今自分は勉強をしていると思われていると意識することで、やらなくてはいけないという気持ちを起こすというわけです。

「パブリックコミットメント」はこれが正しい!といった使い方は限定されていないのですが、

自分に合った使い方を見つけて、勉強や家事に、いい効果を出していきたいですよね!

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